処暑
(8月23日頃)
「夏草が」
永瀬清子私たちは意味のすでに判っている事について書くのではなく、いずことも知れない夏草のみだれの中を通っていく。すると足のふみしだいた所から意味がみえてくる。
つまり判らないから書く。そして新しい道にやっと出逢う。かくしていた夏草がやがてそれを結局は教えてくれる。
私たちは意味のすでに判っている事について書くのではなく、いずことも知れない夏草のみだれの中を通っていく。すると足のふみしだいた所から意味がみえてくる。
つまり判らないから書く。そして新しい道にやっと出逢う。かくしていた夏草がやがてそれを結局は教えてくれる。