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- DRIVER’S SEAT|初公開! 宇野バスの運転席&車両設備
バスの運転席は普通自動車やトラックに比べるとかなり複雑な計器類・スイッチ類などに囲まれています。
本邦初公開! 宇野バスの運転席&車両設備。目からウロコのマニアックな情報です。
※①〜⑮の番号をクリックすると詳細をご覧いただけます。
①円盤状のチャート紙(運行記録表)に一日の走行スピードと走行時間を記録します。
②全てのバス停の通過予定時刻を表示します。早く通過するとアラームが鳴ります。
③バスを降りるお客様がいれば「停車」ランプが点灯します。
④運賃表示器の設定ボタン。路線No.を入力するだけで料金を自動設定できます。
⑤ハレカカード用の操作パネル。チャージや団体精算、割引精算などを操作します。
⑥AT車用のチェンジボタン。シフトレバーではなく、ボタンで操作します。
⑦車内無線の操作ボタン。宇野バス本社、救急、警察に1プッシュでつながります。
⑧乗り降りしやすいように車体を左に傾けたり、段差を通過する際に車高を調整する装置。
⑨前後のドアの開閉を操作するレバー。安全のため走行中は操作してもドアは開閉しません。
⑩室内灯や路肩灯などの照明と窓ヒーター、ミラーヒーターのスイッチ。
⑪車内放送の操作ボックス。バス停名や停止、通過のお知らせを手動で流します。
⑫換気扇の風量と吸気や排気などの運転を操作するスイッチです。
⑬エアコンの操作スイッチ。室温と風量を調節できます。
⑭方向幕(バスの前面、側面、後部の行先表示)に表示する文字をセットするボタンです。
⑮上段は車内放送のデータと音量調整。下段は運行映像などを記録するドライブレコーダー。
AT(オートマチック)車の運転について
2015年に一気に25台の新車を導入して以降、宇野バスではすでに半数が新車になり、2018年中には運行する“すべてのバスが2年以内の新車”という快適な環境が実現します。そして、これから導入するバスはすべてAT車になります。AT車は、クラッチ操作がないので加速がラクに。ただ止まる時は、繊細なブレーキ操作が求められるので、停止位置を狙って止めることが少し難しく感じるかもしれません。しかし、そこは運転に慣れていただき、コツをつかんでもらえれば大丈夫です。今後、路線バスの新車はAT車しか作られなくなります。早くからAT車のブレーキ操作を身につけてプロの技を磨いておきましょう。
宇野バスドライバーの「七つ道具」
宇野バスの運転手は、この七つ道具がなければバスを運転することはできません。必ず携帯する大切なものです。
- ①制帽(制帽をかぶると身が引き締まります!)
- ②アルコールチェッカーのストロー(自分専用)
- ③免許証&お守り
(身代不動尊のお守りを一人ひとりに) - ④鍵一式
(エンジンキー、前後のドアキーなどいろいろ) - ⑤タコチャート(運行中の時間とスピードを記録)
- ⑥ハンマー
(タイヤを叩いた音で空気圧とパンクを確認) - ⑦ネームプレート(車内用・車外用)